もう一つ山本から受けた暴虐なイジメ行為は、ある日突然、山本が「俺の名前を言ってみろ」僕を脅迫する...

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【アスペルガー体験談】第2章:いじめから逃れるために

第1章:幼稚園、小学生からのいじめはこちらです

山本からのイジメ

もう一つ山本から受けた暴虐なイジメ行為は、
ある日突然、山本が「俺の名前を言ってみろ」僕を脅迫するようにふっかけてきた。
僕がおそるおそる「山本君です・・」と幽霊のようにつぶやくと。

山本は「違うやろが、山本様と言わんかいっ!」と、傲然と脅しかかってきた。

「様扱いしろ」とは児童として何というおこがましさだろう。
「様」なんて呼ばれるのは心から尊敬されている人だけである。
これを脅迫して強制するとは何という侮辱であろうか。

しかし、僕は奴への恐怖に抗う術を持ち得なかったので、
「山本様」と力なく、だが、血を吐くように奴を讃える言葉をつぶやいた。
すると、山本は優越におぼれた満足そうな顔で高笑いしていた。
あいつはまさしく「暴君の卵」である。

学校卒業後、山本には一度も会っていない。
どんな大人になっているのか、想像してもろくなイメージがわいてこない。
それがヤクザや暴力団ならむしろまだいい。

ヤクザや暴力団は、自分たちはワルであることを公然的にも認め、肯定している体だ。
山本みたいな人間性の輩が、警官やら政治家なんかにでもなるようなことがあれば空恐ろしいことになる。

正義を隠れ蓑にして、裏で悪を行う警察なんぞに
あいつのような残虐性の塊のような輩がなりでもしたら、
どんな蛮行に出るかわかったものではない。
考えただけで身が凍る。

僕は山本のようないじめっ子に付きまとわれるようになってから
あらゆる手段を尽くして学校を休もうとした。

いじめから逃れるために

わざと風邪にかかったこともある。
ただでさえ何の楽しみもなく、
退屈なだけの学校なのにイジメが加わるようではたまったものではない。

当初は、僕の両親も学生は学校に行くのが当然という
社会的一般認識に即した考えだったので
大した理由もなく欠席するのは当然のごとく反対してきていたが、
小3からはあまり無理に学校に行くようには言わなくなった。

その心変わりの理由はわからなかったが。
そうなってからは学校を休むに休みまくった。

一週間のうち昼までしかない土曜日だけ登校して、
前の週の土曜日に持ち帰って、
家で洗った上履きを一週間後の土曜日に初めて履くというパターンもザラだった。

しかし、そんな生活も続くとそのうち学校に行かず、
一日中家にいる生活も虚しくなってくるようになった。

やはり、今の自分は学生であるという
アイディンティティを忘れることが出来ないため
自分のやるべきことから逃げているような重い気分にさいなまれていったのである。

その小3時に校内に設置された「生徒相談室」という場所に一時期、
通ったことがあった。

そこでは、担当の先生が色々と話し相手になってくれたり、
一緒にゲームをして遊んでくれたり、楽しませてくれた。
ただ、算数の勉強をしようと言われたときはちょっと戸惑ったが。

今思えばなぜ、あそこに通うことで出席扱いにしてもらいつつ、
自分なりの学校生活をそれなりに規則正しく送れなかったのかとしみじみ思う。

やはり、あの当時は「健常者」と見なされ、
うまく意思疎通しながら学校生活が送れないのも、
やや人見知りしがちな、ただの「性格」として判断されていたからであろう。

小4の2学期を全て欠席

生徒相談室にも行けなくなった僕はまた不登校になっていった。
毎朝、学校に向かおうとする足は日増しに重くなり、
遂に小4の二学期は9月初旬から12月末まで
まるまる欠席するという自体にまで及んだ。

僕自身も憂鬱だったし、周囲もいいようには思っていなかった。
当初はそこまで休み続けるつもりではなかったが、
休めば休むほどより学校に行きにくくなるものでもあった。

それでも家にいる間は、まったくダラダラしていたわけでもなく、
小学校高学年頃には家の食器を洗ったり、
部屋を隅々まで掃除したりと家事を積極的に手伝うようになっていった。

しかし、それを長所として大きく評価する人はいなかった。
それは嘆かわしいことだった。

(第3章へ続く)

第1章:幼稚園、小学生からのいじめはこちらです

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