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アスペルガー
ウチの三女は生まれつき耳が聞こえません。
ウチの三女について

ウチの三女は生まれつき耳が聞こえません。
二歳の時に診断され、当時はとことん落ち込んだ私。

それから口話法や言語訓練に通わす日々、
「しゃべってほしい。」「聞こえるようになってほしい」と
訓練訓練で親子で泣いた日々。

そんな時、ある尊敬する聾者(ろうしゃ)の方から
言われた鮮烈な言葉。

「ろう児は将来ろう者になるんですよ」と

ハッとした。
訓練をする目的はいったいなんだったんだろう。
ろう児のままでいてほしくない・・
自分でさえわからなかった奥低の心を読まれた感じだった。

ありのままでいい。
訓練よりも大事なものがある。

そう思えた瞬間があった。

アスペルガー児や高機能自閉症児

今、発達障害のDVDを見ていて同じようなことを感じたわたし。
アスペルガー児はアスペルガーの大人になる。
LD児はLDの大人になる。
高機能自閉症児もまた高機能自閉の大人になる。

だから不幸なのか?
そうではない
どんな時に困るのか?
理解者が周りに存在しない時。

社会で起きている様々な事件。
特に心病んでる人が起こした事件などは
「キチガイは死ね」や「またか」などの言葉がネットで飛び交う

理解者に恵まれない不幸

そういう時私はいつも思う
子供の頃から生きにくさを感じつつ理解してもらえず
どんなに苦しんできたのだろうかと

理解者に恵まれなかったことが最大の不幸だったんだと。

とりわけ我が家の三女から教えられる事は日々多い。
私の感覚のなかには無いものをもっているから。

差異を認め合うことは至難の業かもしれない。
それを人生をかけて教えてくれているのかもしれない。

(これは三年前に書いていた日記です。
色んな事件があるたびに思い出すのでアップしときます。)

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